子供への虐待の現状と困った時の対処方法

子供への虐待の現状と困った時の対処方法

子供にとっていい母親でいたい。と誰しもが子供を産んだときに思うのではないでしょうか…。

しかし、子育ては思い通りにはいかない事が山ほどあります。

子育てや自分の悩みなど、気軽に相談できる人が近くにおらず、独りで子育て、家事、仕事と頑張っているうちに、子供が目につくことをしてついぶってしまった。

「これは、子供に対して虐待?」と思いながらも、自分にしつけの為と思い込ませてエスカレートしていき、気づいた時にはもう自分を止められない。

子供に対する虐待で、親はこんな事を思いながらも自分の行動にブレーキがきかなくなってしまってるパターンを耳にする事があります。

今日は、子供への虐待についてお話をしていきたいと思います。

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1.虐待としつけの違い

虐待のニュースなどを見ていると、「しつけのためにしてしまった。」と虐待の理由の一つを耳にします。

確かに、『怒るとしかる』『虐待としつけ』の区別がわからない場合が多いのではないでしょうか?

虐待としつけの境界線とは、どこなのかを知る事が先決だと思います。

◆虐待とは

・身体的虐待…殴る、蹴る、たたくなど身体に対する暴力行為の虐待

・心理的虐待…産まなければよかった、バカ、死ねなどと言葉で脅す、無視、差別など心に傷を追わせるような虐待

・性的虐待…性的強要などの虐待

・ネグレクト…ご飯を食べさせない、閉じ込める、服を着替えさせないなど子供の世話をしない虐待

現在では、このように虐待にもそれぞれ内容の違いがあります。

虐待は、子供に対して、親の感情と力で従わせる事です。

◆しつけとは

しつけは子供が成長していく中で、物事に対して子供自身が感情、行動などの間違えた使い方をしないように、子供の意見も聞き入れながら間違えていたら教えていく事をいいます。

2.子供への虐待の現状

テレビなどを見ていると、子供への虐待のニュースが絶えず報道されています。

虐待のニュースを見て、「子供になんて酷いことをするの!」とだいたいの人は思います。勿論、あってはならない事ですが、虐待をしている親のほとんどは、本当は虐待なんてするつもりはなかった。なんて事をしてしまったんだろう。と事件になって気づくのだと思います。

子供も親も、心も体もボロボロです。

実際には、これだけ事件やニュースになっているのに残念なことに、子供への虐待の件数は減ることがないのが現状です。

(社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会 第14次報告より)

上のグラフからもわかるように、子供への虐待で死亡にまで至ってしまっている年齢は0歳が多く、無抵抗の子供に対しての虐待は親が育児ノイローゼなどの精神的な部分が関係しているように思います。

しかし最近では、子供への虐待に国などをあげて取り組んでいるおかげで児童相談所などへの相談件数は増えているとのデータもあり、平成10年には6,932件だったものの平成29年には133,778件と20倍近く多くなっている現状は、良い傾向にあるのではないでしょうか。

親が独りで悩まず、身近な人になかなか相談できなかったり、いなかったりした場合は、児童相談所に助けを求めることが、何よりも大切です。

また、近所などで子供への虐待かもしれないと思ったら、子供を助けるだけでなく虐待をしてしまっている親も助けることになるので、児童相談所などに連絡をしてあげる事も大事なことです。

3.子供にたいしてイライラしてしまったら

感情的になってしまったら、とりあえず違う行動をすることで、その時のイライラなどの気持ちが変わりやすくなります。

例えば、水を飲む、深呼吸する、心の中で数える、誰かと話すなど自分の気分が一度落ち着いて冷静になれる事をみつけましょう。

子供に虐待してしまってるかも、と悩んでいる方は独りで悩むことはなんの解決にもなりません。児童相談所や身近な人に相談すれば、助けとなってくれる人は必ずいるので、自分自身が楽になるためにも、勇気をだして相談することが大切です。

4.まとめ

子供への虐待は、子供の身体と心に深い深い傷を残してしまいます。子供だけでなく虐待をしてしまっている親にも、深い傷が残ります。

しつけのつもりで、叱っているうちに怒るようになり、そのうち虐待へと間違えた方向へ行ってしまわないよう、育児をしていく中で相談相手をみつけ、それでもうまく行かないときは専門の人に相談していくようにしましょう。

相談する事は、子供とあなたを守ってくれます。

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