ピルを服用することで起きる副作用はどんな症状がある?

ピルを服用することで起きる副作用はどんな症状がある?

ピルは避妊薬としての認識が強くありますが、避妊以外にも使い方があり、服用している女性は案外多くいるようです。

しかし、薬なので副作用もあり、ピルを使用する際にはきちんとした知識が必要です。

正しい飲み方や副作用の情報も知った上で服用した方がいいのかなどを決めていく事が必要です。

では、まずピルとは何なのかからお話ししていきたいと思います。

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ピルって?

女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあり、通常生理は脳からの司令により2つのホルモンを動かす仕組みになっています。

卵胞ホルモンが多く出ると黄体ホルモンが沢山出され、排卵の状態になります。ここで受精、着床ができなかった場合は生理となり排出されます。

この2つのホルモンはピルに含まれていて、服用する事で黄体ホルモンを沢山出す作用があります。

この状態は、排卵後に起きるホルモンの動きのため脳は既に排卵が終わった状態だと勘違いさせる作戦です。

さらに、ピルの服用により子宮頸管粘膜、子宮内膜などの性質を変えて妊娠しにくい状態ができあがります。

ピルの種類

世界中で今使用されているものは低用量ピルという、ホルモンの量が少ない物で処方箋が必要となっています。

❏避妊用ピル

月経の始まった日から1日1錠決めた時間帯に忘れずに服用することで月経の日がわかるようになります。経血の量も少量になり、約100%の確率で妊娠をしない状態に排卵を抑え、精子を侵入しにくくさせ、着床もしない状態になります。

❏治療用ピル

この使い方は避妊以外の目的として使います。

生理痛、経血量が多い、月経前の緊張性などのPMSなどの辛い症状の軽減や、生理不順の改善、子宮体癌、卵巣癌の予防などに使用されます。

卵巣癌の低下率は、発症確率約30%、1年使用で5%、10年以上で50%となっていて服用をやめても20年程効果は続きます。

子宮体癌の低下率は、発症確率約30%、3年以上で50% 10年以上で80%、また、卵巣癌同様服用をやめても20年程効果は続きます。

他にも海外などではホルモンバランスが関係するニキビ治療にも使われています。

2008年に子宮内膜症の月経困難症だけは保険が適用できるようになっています。

❏移動用ピル

月経を早めたり遅らせる事ができるピルです。

旅行などで生理予定をずらしたいときなどに使用することができます。

ピルには、避妊だけでなく治療としての使い方もありますが、使用するにあたり副作用があります。

ピルの副作用とは?

薬には大抵副作用があり、ピルにも副作用はあります。

低用量ピルは副作用は少ないと言われており、約10%の確率で起きる場合があるとされています。

❏服用者の約5%

倦怠感、めまい、気分の落ち込み、イラつき、食欲低下、口内炎、腹痛、下痢、便秘、高血圧、動悸、むくみ、体重の増加、かゆみ、発疹、ニキビ、シミ、乳汁、視力障害、コンタクトが合わないなど

❏服用者の約10%

頭痛、偏頭痛、吐気、悪心、不正出血、乳房痛、乳房の張りなど

このような事が副作用として上げられますが、飲み始めだけという場合が多くそこまで気にしなくても大丈夫なようです。

気をつけなければならない副作用として、ピルの服用により血液が固まりやすくなってしまう事があり、血栓症になりやすくなってしまう為、処方してもらう際は血液検査などが必要です。

👉血栓、塞栓症かもしれない症状

足の痛みと腫れ

・息切れ、急な胸痛、喀血(肺や気管支から血を吐く)

・持続的な頭痛

・目が見えなくなる、急な視力障害

・黄疸

以上のような症状が出た場合は服用をやめて、専門医に行きましょう。

また、長期間に渡り服用することで乳癌、子宮頸癌になる確率が上がるという結果が出ているので、医師と相談しながらの服用をおすすめします。

ピルの服用ができない症状は?

ここまで副作用などをお話ししてきましたが、ピルを服用したくても服用できない症状などがあります。

詳しい症状は次のとおりです。

・ピルアレルギー

・乳癌、子宮癌など

・異常出血

・肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患などの血栓病

・高血圧症

・妊娠中、授乳中

・喫煙者

・肥満症

このような症状や病気の疑いがある方は、医師の判断により服用が決まりますが、ほぼ以上の症状や病気の場合は、服用できないことのほうが多くみられます。

まとめ

ピルは上手に服用する事で、避妊以外にも病気などの症状を軽くしたり予防したりできますが、逆に長期間に渡り使用をすることで卵巣癌、子宮癌のリスクを下げることができる反面、乳癌になるリスクが上がるなどの結果にもつながってしまう可能性があるので、専門医との相談や診断、検査などをしていき、自分にあった正しい服用方法を知っていく事が大切です。

また、服用中に身体の異常などがあらわれた場合はすぐに服用をやめて病院へ行きましょう。

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